手ごろな資金で高利回りの投資ができると人気のソーシャルレンディング。
その中でも、大手ネット証券として知られるSBI証券のグループである「SBI ソーシャルレンディング」は、信頼の置ける企業として多くの投資家が利用しています。
SBIソーシャルレンディングの利回り実態は?貸し倒れ状況は?個人投資家からの評判は?運用する上での気になる現在の状況や注意点などを、調査していきましょう。
目次
SBIソーシャルレンディングの3つの特徴
Dトレ侍
1万円から投資可能
SBIソーシャルレンディングでは最低1万円から投資可能であるという点です。お小遣い程度で資産運用が可能なため、気軽に投資を始められますね。
資産運用と聞くと数百万円、数千万以上の大金のようなイメージですが全然そんなことはなく、毎月のちょっとした節約などで出来るような金額になってます。
大手の携帯会社から格安SIMに変えたり、タバコを減らすなど本当にちょっとした一工夫で将来の資産増殖に向けた一万円は可能な金額ですよね。
毎月高利回りの分配金
SBIソーシャルレンディングでは、高利回りの分配金を毎月受け取ることができます。ソーシャルレンディングの中には、投資家たちが借り手に貸したお金の返済後に、分配金の支払いとなる例が少なくありません。
しかし、SBIソーシャルレンディングなら、手数料を引いた後の予定年利で毎月分配金が受け取れるため、低リスクでスタートできます。毎月分配の場合はリターンが少なめになる傾向もありますが、SBIソーシャルレンディングでは予定金利の高い商品が多くラインアップされているため、利回りにも期待できるでしょう。
業界最大手のSBIが100%出資
SBIソーシャルレンディングは、業界大手のSBIが100%出資しています。大手の金融機関でソーシャルレンディングへ取り組んでいる企業はまだありませんので、ソーシャルレンディングで失敗したくないという投資家から、安心を買う形でオーダーが集まっています。
これまでの融資残高を見てみても、ソーシャルレンディング業界大手と言われる「maneo」に次ぐ2位を誇っており、その額は今後さらに増え続けるでしょう。
「しっかりとした地盤のある企業」「手ごろな金額から始められる」「高利回りでの資産運用」この3本柱で、SBIソーシャルレンディングは成長を続けています。
SBIソーシャルレンディングの強み
次に他業者と比較しながら、SBIソーシャルレンディングが持つ強みに迫ってみましょう。
SBIソーシャルレンディングに強みは、なんといっても案件の優良さです。数多くの投資事業を成功させてきたSBI社がその確かな目で審査を行った商品ばかりですから、安心して資産を任せられます。
ソーシャルレンディング業界は最近スポット浴び始めたジャンルのため、ベンチャー企業などが新規参入し、事業を行っている例が少なくありません。このような、実績の少ない業者でソーシャルレンディングを始めるより、SBIソーシャルレンディングの方が高い利回りや確実な回収に期待できるのは言うまでもありません。
SBIソーシャルレンディングの強みは他にもあります。
実際に投資できる案件を見てみると、その商品の幅がとても広いことに気付くでしょう。
他業者の場合、海外投資専門、不動産専門といった特徴がみられるのですが、SBIソーシャルレンディングには、不動産や太陽光発電、海外向けまで質の高いファンドが取り揃えられています。そのため、その時の情勢や個人の考え方に合わせた投資先を選ぶことが可能です。
一つの分野に絞り込んでしまった場合、その業界が不況に陥った際に運営会社側の経営も不安定になってしまうでしょう。ですが、SBIソーシャルレンディングなら多ジャンルの商品を用意していますので、将来に渡り安定した活動が期待できます。
SBIソーシャルレンディングの平均利回り
それでは、SBIソーシャルレンディングで実際にどのくらいの利回りが出ているのかや、元本償還の実績などをチェックしていきましょう。
SBIソーシャルレンディングの利回りは、平均で6~7%の間を推移しています。
予定金利だけで見てみると、海外向けの商品は10%、不動産担保型の商品は3~4%、その他オーダーメード型の商品は4~10%と大きな幅があることが分かります。
不動産担保型の場合、利回りは少ないのですが延滞も貸し倒れもゼロという優秀な実績があるため、堅実に資産を増やしていきたい方に向いている商品と言えるでしょう。
オーダーメード型、海外向けの商品は、延滞、貸し倒れの例もありますが、SBIソーシャルレンディングサイトではこれらの情報をすべて明確に開示しています。そのため、強気で資産運用したい場合も、これまでの実績を確認しながら、希望する利回りかつ安定しているファンドを探すことができるでしょう。
案件を選ぶ上での注意点をチェック
ソーシャルレンディング自体が初めての場合や、SBIソーシャルレンディングをこれから利用したい方のために、商品選びで注意したい点をチェックしてみましょう。
1、ロールオーバー
SBIソーシャルレンディングでの商品選びで、もっとも注意したいのがロールオーバーの発生です。その他のソーシャルレンディング業者ではあまり聞きなれない言葉のため、事前に意味を知っておきましょう。
ロールオーバーとは、ソーシャルレンディングで募集した資金が相手の希望借入額よりも余剰した場合、その分を次の募集へ充当するというシステムです。次回募集の際に投資が行われますが、スタート期間が遅れてしまうため、その間はただ預けるだけで資産運用ができなくなるというデメリットがあります。
SBIソーシャルレンディングでは、「不動産担保ローン事業者ファンド」「カンボジア技能実習生支援ローンファンド」がロールオーバーの対象となり、その他の「オーダーメード型ローンファンド」はすべての出資金が貸付されます。
出資した資金をロールオーバーさせたくない場合は、オーダーメード型ローンファンドを選択するようにしましょう。
2、デフォルト
ソーシャルレンディングで資産運用を行う上で、次に注意したいのがデフォルト(貸し倒れ)です。いくら利回りが良くても回収できなくては意味がないため、いくつかのファンドへ資金を分散しておくと安心でしょう。
また、一般的に投資期間が短いファンドの方がデフォルトしにくいと言われています。SBIでソーシャルレンディングを堅実に行いたい場合は、1年程度の期間で運用できる商品を探してみるのがおすすめです。
3、解約できない
SBIソーシャルレンディングをはじめ、多くのソーシャルレンディングでは、一度運用が始まってしまうと解約ができません。投資先の状況が良くない状態に陥ってしまったとしても、出資者は最後まで見守ることとなります。
運用が始まる前の募集期間中であればキャンセルが可能ですので、出資を見合わせたいと感じたら速やかに申し込むようにしましょう。
また、ソーシャルレンディングでは万が一貸し倒れとなった場合、元本割れとなる可能性はあるものの追加出資は必要ありません。場合によっては追加証拠金を用意する必要のある株式やFXと比べると、投資家に優しい資産運用法と言えますね。
個人投資家の評判から見るSBIソーシャルレンディング
最後に、SBIソーシャルレンディングを利用している個人投資家の評判をチェックしてみましょう。生の声へ耳を傾け、メリットデメリットを確認しておくことで、不安なくスタートできますよ。
すでにSBIソーシャルレンディングで投資をスタートしている方の声で最も多かったのが、“SBIグループだから安心できる”という点でした。業界の中でもソーシャルレンディングの歴史が長く、デフォルトも初期の頃の投資に集中しているといった事実関係もあり、失敗を経てより地盤を固めているという前向きな見方が多いようです。
SBIグループは現在のところ、証券事業でも、銀行事業でも、保険事業でもすべてにおいて右肩上がりで成長している実績があります。大切な資産をどこで運用するか、と考えた場合にこれらの実績が評価され、ソーシャルレンディングもSBIが良いだろうという考えが多数見受けられました。
その一方で、他業者と比べ期間の短い商品がない、画面が見にくいといった声もあります。投資期間が1年以上の商品が多いため、数ヶ月単位で活発に資産運用したい方には少し物足りない面もあるようです。
画面の見にくさについては、ソーシャルレンディングは日々数字を追うタイプの投資ではないため、投資家にそれほど大きな影響はありません。とはいえ、使いにくいという声が多くなれば、今後ソーシャルレンディング事業が盛り上がっていく中で、改善されていくでしょう。
このように、多少の不満を抱えている方もいらっしゃいますが、それでもSBIソーシャルレンディングを利用しているのは、SBIが誇る抜群のブランド力でしょう。
出金が何度でも無料という点を推している声も多く聞かれました。せっかくソーシャルレンディングで資産を増やしても、手数料ですべて失ってしまってはもったいないですよね。低額からスタートする場合は特に、出金手数料のかからないSBIソーシャルレンディングを選ぶのが良さそうです。
さいごに
初心者や手堅いソーシャルレンディングサービスを考えている方におすすめのSBIソーシャルレンディング。2018年11月にはオーダーメード型ローンファンドでは過去最高の予定利回り10.0%の商品が販売されるなど、大きな注目を集めています。
ソーシャルレンディングを始めてみたいなら、まずはSBIの無料登録から始めてみませんか? 借り手の事業成功を応援しながら、1~数年後の資産成長を楽しみに待ちましょう。
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