ダブルインバース型ETFとは?日経平均が下がると上がる株の仕組み

株を買って儲けるためには株価が上昇しなければ利益は出ませんが、上がる事もあれば下がる事もあるのが株式市場です。

ITバブル崩壊やリーマンショックのような下落相場でも利益を上げる事が出来れば株の恐ろしさを半減させる事が出来るどころか、利益を倍増させる事だって出来ますね。

果たしてそんな都合の良い方法なんてあるのか??と疑問を持つ人はきっと多いでしょう。

しかし、現実的に存在します!ここで登場するのが「インバース型ETF」や「ベア型ETF」と呼ばれる株価指数に連動する上場投信です。冒頭の用語だけでもチンプンカンプンの方もいると思うので、詳しくは下記にて詳しく解説していきます。

インバース型ETFを理解すれば何百年に一度と呼ばれるような日経平均が大暴落した相場で大多数が損を出している中、利益を出しているどころか、「ダブルインバース型ETF」を利用すれば2倍の利益にする事も可能です。

Dトレ侍

インバースとは「反対」や「逆」を意味するでござる

カーモン様

ベアとは熊が前足を振り下ろす仕草から来ていて下落相場を表す言葉として使われるのだ!

ダブルインバースベア型ETFの仕組みとは?

ETFとは「Exchange Traded Funds」の略で日本語では「上場投資信託」と呼ばれています。
投資信託では株式の他にも金融商品を持ち合わせていてインデックスファンドが上場しているようなイメージです。

  • ETF=上場していて市場での取引が可能
  • インデックスファンド=市場での取引が不可能

一般的に日経平均のような株価指数が上がればETFやインデックスファンドの価値も上がります。

以上の事から単純に組み合わせてみると「ダブルインバース型ETF」とは?日経平均などの株価指数に対して逆に2倍連動している上場投資信託と言えますね。通常のETFよりも大きな取引が出来ることから「レバレッジ型ETF」とも言われます。

現在では銘柄コード1360を例として日経インバースETFを購入すると、簡単な効果としては日経平均株価指数を「空売り」しているのと同じということです。

カーモン様

空売りとは売りから入ることを指しておる

投資侍

空売りって何でござる?

カーモン様

空売りとは株を一旦借りてきて、買い戻して返すような仕組みだ!

投資侍

よく分からないでござる・・・

カーモン様

では例話をしようではないか!時計を借りたとしたら相手に返さないといけないのは分かるな?

投資侍

それは人として常識でござる!返さないと泥棒でござる

カーモン様

それなら儲ける事を前提として、その借りた時計を質屋で売って、その売れたお金で同じ時計を買って相手に返したらどうなるか分かるか?

投資侍

差額分儲かるでござる

カーモン様

その通りだ!仕組みは全く同じということだ。

インバースETFと空売りの違い

一般的に空売りを行うには「ソフトバンク」や「トヨタ自動車」のような個別銘柄を空売りします。これらに対してインバースETFは日経平均に連動するので株価指数に従うことになります。

日経平均自体が平均値であるので個別銘柄自体にはバラツキが出てくるわけですね。

また、空売りは信用取引になりますがインバースETFは現物での取引なので追証が発生しません。
もちろんインバースETFを空売りする事も出来ますが、ETFを購入するのと変わらない為、利用する事はほとんどないはずです。

株のほとんどは日経平均に連動していて、上がりそうな会社をある程度予測して買いますが、日経平均が下がりような予測をした時にこのようなインバース型ETFを購入すると利益が出る仕組みになっています。

また、銘柄コード1357ではインバース型ETFの2倍の値動きをしている事からリスクを取れる方なら暴落相場でも十分に利益が出ますね。

ダブルインバース型ETFの買い時、有効的な使い方

  • 下落相場での本格的な下げ予想
  • 個別株やETFに対しての保険、またはリスクヘッジ
  • つなぎ売りと同等の効果

日経ダブルインバースを使う際の注意点

新興市場メインで株を保有している場合、リスクヘッジになりにくい

日経ダブルインバースは日経平均株価指数に連動している為、マザーズやジャスダックなどの市場銘柄を中心に保有している場合にはリスクヘッジとはなりにくい点です。

上げ相場、レンジ相場には弱い

インバース型ETFは下げ相場では上がる性質にありますが、上げ相場やレンジ相場では下げる性質にあるので相場全体として使うには注意が必要です。

オススメする日経ダブルインバースの使い方

業績の良いのを前提にした優良な個別銘柄を積み立てしつつ、リスクヘッジとしてダブルインバース。

そして最終的に個別銘柄が日経平均を越えればプラスになりますね。これがここでオススメする日経ダブルインバースの使い方です。

また、株価の下落局面では金先物や金ETFと組み合わせる事で守備的な投資が出来るのでオススメです。

ダブルインバース型ETFは長期保有に向かないのは本当なのか?

巷ではダブルインバース型ETFが長期投資には向かないと言われていますが、それは右肩上がりに上がり続ける相場である事が前提にあるからではないでしょうか。

もちろん相場の下げは上げよりも3倍早いとも言われているのでダブルインバースは長期保有するよりも短期で使った方がリスクは少ないと捉える事は出来ます。

株式市場を時系列に見ていけば長期保有に向いているのかどうかが明確に分かりますね。
それでは見ていきましょう!

日経平均月足チャートで検証

日経平均月足チャート

こちらは日経平均のチャートですが、やはり上げの期間と下げの期間を比較すると期間的には上がり続ける方が長い事が分かりますね。

チャート検証からインバース型ETFは長期保有には向かないという結論になりますね。

また、インバース型ETFには分配金が出ない点からも長期保有には向かない理由にあります。

インバース型ETFまとめ

ベア型ETFとも呼ばれ、日経平均が下がると上がる株である。
下落相場で利益を上げたり、保有している株のリスクヘッジとして大活躍。
下落相場のみに有効的であり、上げ相場とレンジ相場には弱く、長期保有には向かない。
インバース型ETFよりも2倍動く為、ハイリスクハイリターンを好む投資家向きと言える。
東証の個別銘柄買いとのリスクヘッジは相性が良い。
インバース型ETFには株価指数に連動する日経平均やTOPIXなど何種類も存在する。

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