FXトレードでは各国の通貨取引を行うので世界的基軸通貨として扱われている米ドルを含めて通貨数は数多いですね。
中でも初心者であればあるほど、どの通貨でトレードをしたらいんだろう?と思う方がいるかもしれません。
しかし、株のトレードでは上場4,000銘柄以上の中から探し出す必要性があるので選択肢がありすぎて迷いやすいような人には迷いの元になると思います。
その点FXは通貨数が限られた数しかないので相性の合う通貨ペアが見つけやすいということですね。
早速ですがFXデイトレードをする上で「ドル円」がおすすめ通貨ペアなのですが、それはなぜなのか?また、自分の取引スタイルに合った通貨ペアの選び方や簡単な値動きの特徴も交えながら解説しています。
目次
おすすめ通貨ペアは「ドル円」3つの理由とは?
超短期のスキャルピングを含めてデイトレードをして稼ぐのにオススメの通貨ペアは「ドル円」です。
なぜおすすめなのかの理由としては以下の3つが挙げられます。
2.取引量が多い
3.スプレッドが狭い
値動きの安定性
値動きが大きい通貨ペアにはドル円よりもポンド円やポンドドルがありますが乱高下の激しい値動きをする為、初心者向きではありません。
値動きが安定的で初心者向きなのはドル円の他にユーロドルも挙げられたりしていますし、実際に稼いでいるプロトレーダーの中にはドル円やユーロドルしかやらないといったぐらい人達もいるぐらいなのです。
値動きが安定しているから稼げるとはなりませんが、安定している方が先を読みやすい上に反応が遅れたとしても損が小さくて済みます。
取引流通量が多い
取引量が多ければ多いほどチャートの形が綺麗になりやすくトレンドが出やすい通貨ペアと言えます。
また、取引量が小さいと大きな資金を持った機関投資家が簡単に動かす事が出来てしまうので、セオリー通りの展開へとなり辛い傾向にあるからです。
為替市場自体の取引流通量は金融市場の中でも多い方ですが、世界取引流通量の多さからはユーロドル、ドル円の順番になっています。
ここでは取引量が一番多いわけではないのに「ドル円」をオススメしている理由としては円ベースで計算しやすい点から初心者向きとしています。
ユーロドルですと「ユーロ」と「ドル」と円での計算になる為、複雑になるからです。
投資侍
スプレッドが狭い
デイトレードは一日に多い時で数回、またはスキャルピングのような短期のトレードになると数十回する事になります。
FXトレードにはコストとして必ずスプレッドがあるので、このスプレッドが大きいとトレード的には不利になってしまいます。上手いトレードをしたとしてもスプレッドのせいで負けるなんて事もあるぐらい重要になってきます。
通貨ペアの中でもドル円はスプレッドが一番狭くしているFX業者ばかりなので、スプレッドの狭い「ドル円」がおすすめと言えます。
主要2軸通貨ペアの特徴
数分、もしくは数十分単位のようなスキャルピングや数時間でのデイトレード、また数日間でのスイングトレードでも通貨ペアによって微妙に値動きが違ったりしています。
まずは通貨ペアの中でも以下の2つが基本になってきます。
・クロス円
ドルストレート
米ドルを絡めた通貨ペアの事を指していて例を挙げると「ドル円」や「ユーロドル」、「ポンドドル」等になります。
米ドルは世界の基軸通貨して扱われるぐらいなので取引量がとても多いのが特徴的です。
クロス円
ドル円以外の円を絡めた通貨ペアの事を指していて「ユーロ円」や「豪ドル円」などの事を言います。やはりドルストレートに比べて取引量が少ないですが、値動き自体は大きい傾向にあるので初心者向きではありませんが、ハイリスクハイリターンを好むデイトレーダーやスイングトレーダーにはオススメと言えます。
(簡単な特徴)
ドル円
年間通しての値動きがあまりなくリスクが比較的少ない通貨ペアと言えるのが特徴的です。
凄腕トレーダーにも超人気の通貨ペアで通貨数量を調整してリスクコントロールしている人もいるぐらい。
日本人には円での計算もしやすくて馴染みのある通貨ペア。
ユーロ円
ヨーロッパを中心とした通貨ペアでユーロ圏で主に採用されていて取引流通量としてもドルの次に大きい為替となってます。ドル円と比べて値幅があるのでドル円よりもリスクを取ってでもリターンを狙いたい人にとっておすすめの通貨ペアとなります。
ポンド円
殺人通貨とも言われるぐらい値幅を大きく狙いたい人に向いている通貨ペアでリスクが非常に大きい分、リターンも大きく狙えるのが特徴的。
1日中の値幅だけでもドル円とは比べ物にならないぐらいスリルある通貨と言えます。
豪ドル円
オーストラリアドルの通貨を取引するので特徴としては値幅はポンドと比べると劣りはあるもののぐちゃぐちゃしたような通貨ペアと言えます。
チャートでは穏やかなトレンドを描くのではなくて比較的しっかりとした上げ下げを繰り返してのトレンド形成、もしくは方向性のないレンジ相場を形成しやすいのが特徴でもあります。
取引スタイル別、通貨ペアの選び方
スキャルピング~中期、長期のデイトレード、またスイングトレードなど様々なトレードスタイルがありますが、通貨ペアとの相性によっては稼ぐどころか大損する可能性も十分にあります。
そこで以下に取引スタイル別に通貨ペアの選び方を紹介します。
スキャルピング向け通貨
デイトレードをする上で避けては通れないのが手数料とスプレッド。手数料がある業者はほぼないのでここでは省きますが、いくらスキャルピングで利益を出したとしてもスプレッド負けをしてしまってはなんの為の取引なのか分かりませんね。
誰もが利益を残す為にトレードしているはずなのでスプレッドの狭さはコスト面で考慮するべき点です。
また、いつでも取引出来るような出来高が必要なので取引量の多さも必須事項と言えます。それらの点から以下3つの通貨ペアがスキャルピングにおすすめです。
・ユーロ円(EUR/JPY)
・ユーロドル(EUR/USD)
投資侍
デイトレード、スイングトレード向け通貨
トレードスタイルによって順張り、逆張りで値動きの捉え方は違いますがトレンドを追うのか、レンジ間での値幅を取るのかだけかと思います。
ですので、まずは相場がどういった状態なのかを把握する事が大前提ですが、ここでは「ドルストレート通貨」での取引をオススメ!!
具体的には以下の2通貨です。
・ユーロドル(EUR/USD)
・ポンドドル(GBP/USD)
やはり世界的な取引量が圧倒的に多いのでマーケット参加者の心理が反映されやすい点に尽きます。これは教科書通りの値動きになりやすいということです。
投資侍
カーモン様
投資侍
値動きの特徴をデモトレードで体感する事が稼げる最短の道
値動きを捉える事だけが稼げるトレーダーのスキルではありませんが、特徴を覚えているだけでも全然トレードの成績は違ったものになってきます。
実戦でのトレードが一番良いですが、初心者であればあるほど少ない資金での取引になると思うので勉強段階で資金が枯渇してしまいますね。
そこでデモトレードをして値動きの感覚などを覚えておくと良いでしょう。
また、本来は最低10,000通貨での取引ですが1,000通貨であったり1通貨での取引が出来るFX業者があるので少額でないと身が入らないような人はそのような業者を利用すると良いですね。
Dトレ侍
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